【Beer】10分間の暴走

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おとといの朝の話ですが、本当にすごい雪でしたね。
登校時刻、こちらもかなり吹雪いていました。



朝8:00前くらいにBeerを送り出したのですが
久々に履いた長靴がきつくスニーカーででかけてしまいました。

さて、彼を送り出したあと
Nutsを保育園へ連れて行くためでかけようとしていた8:40。
電話が鳴りました。

最近では滅多なことでは固定電話って鳴らないじゃないですか。
セールスかな? とちょっといらつきつつ出てみると
なんとそれは小学校の教頭先生からで
「Beerちゃんがまだ学校に来ないのですがおうちのほうは・・・?」
というではありませんか!
「8時前くらいには出ましたけど・・・」
「そうですか、おうちは出られたのですね」
「雪なのでまだ一生懸命歩いているのかもしれません」
「途中で遊んでしまっているのかもしれないですしね。
 もう少し様子を見てみますね。
 おかあさまもご心配でしょうから着きましたら
 またお電話しますね」

というわけでふだんなら20〜30分の道のり(大人の足なら15分)を
40分以上もかけてまだ着いていないというのです。
こちらからも探しに行きたかったのですが先生のお言葉に甘えて
電話を切りました。

ところがすぐにでも鳴るだろうと思った電話はなかなか鳴らず、
「お友だちと一緒ならともかく、Beerは一人で雪遊びするほど度胸はないし」
「もし車にひき逃げでもされてたら?」
「あの子がいくら小さいとはいえ、ランドセルには黄色いカバーが
 かけてあるし、傘だって差してるのだから見つけてもらえるはず」
「でも、この雪の中倒れててどんどん雪が積もっていったら
 助かるものも助からない」
「やっぱり今からでも保育園と職場に遅刻すると電話をかけて
 探しに出たほうが・・・」

という具合に私の中で悪い想像がどんどんと大暴走を始めます。
なんというか喉の奥にスパーボールくらいの大きさの玉が
ぎゅっと詰まってるような感じがしてきて
要するに今にも泣き出しそうになってしまいました。

やっぱり保育園に電話しようかと電話に向かったとき
ようやくのことで電話が鳴りました。
「校門のところまで出て様子を見てみましたら
 Beerちゃんが6年生のお姉さんに見守られながら
 ゆっくりゆっくり歩いてきてました。
 もう大丈夫ですのでご心配なさらないでくださいね」

時計は8:50、わずか10分間のことだったのですが
どんなに長く感じたことか。
お礼を言って電話を切った途端に我慢してた涙が溢れてしまいました。

自分が遅刻するのもかまわず見守っていてくれた
6年生の女の子。あの子かな? と思い浮かぶ顔があるけど
違うかもしれない。
どの子にしろ本当に今すぐ「ありがとう」を言いに飛んでいきたい気持ちでした。



帰宅時には道路の雪はすっかりなくなっていました。
びしょびしょになったスニーカーで
吹雪の中を歩くのはさぞ大変だったことでしょう。
「朝はたいへんだったね」と帰宅した本人に様子を聞いてみたところ
「うん、それにくるまにつもってるゆきとかも
 おとしながらいったしねー」



・・・そんなことしてるから遅くなるんじゃいっ!!

「心配して損した」という言葉は
まさにこういときのためにあったのですね。
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